6/4,5 加須ITT,TTT

書くの遅くなってまじで謝罪です

 

6/4 TTT

当日は、南東からやや風が吹いており、復路がきつくなることが予想された。

この日まで、この四人で合わせられたのは一回だけであり、私の目標としては練習量や脚力がほかの3人より劣っていることは明白であったので、3人に食らいつき、負担を分散することであった。
予定では、私と宮田は45秒、阿部といしぴは1~2分だと思っていたが、さっきほかの人のブログを読んで私と宮田は30秒だったんだなと知った。
1周目は、風にのり初めてのTTTということもあったので様子を見ながら45秒きっちりで回していった。1周目は、特に誰も千切れることなく、折り返しでは橘田さんが追加の補給で待機していたことが幸いして、全員無事に補給を行うことができた。

補給し、2周目に突入。補給を終え、阿部と走っていると、宮田といしぴがついてきていないことに1km地点で気が付いた。ここで後続を待機。本当に時間のロス。補給地点に自分が先頭で入ったわけだから、ここでばらけてタイムロスしてしまった原因は間違いなく自分にある。

2周目の往路ですでに宮田の顔色が怪しくなっており、このタイミングで阿部・いしぴの3人でゴールに向かうことになるなと察した。折り返し地点に着くと、予想通り3人になり、そこからは中盤まで45秒で引いていたが、向かい風がきつく30秒で交代していただいた。いしぴと阿部が1~2分で長く引いてくれ、そのおかげでゴールまで向かうことができた。とくにいしぴは1周目も2周目の中盤まで長く引いていたのに、中盤以降もペースを上げながら長時間引いており、こいつやるなあと思ったし、エアロポジションがきれいすぎて普通に後ろが全然楽じゃなくて笑った

そのまま残り500mでいしぴがさらにペースをあげ最終的に2人でゴールする形となった。

 

正直な話、出し切れたかといわれると全然出し切れていない。後ろを走っているときにサイコンをちらっと見たら、140wくらいしか出てないし、もはやサイクリングに近かった。かといって、ポジションが出ていないせいで過去最高の股ズレを起こしていたし、原因はわからないけど先頭出たとき全然踏めなかった。

予想だが、先頭に出たとき踏めないんじゃなくて踏んでいなかったんだと思う。60kmという信号のない道を走った経験がないから、自分のキャパを把握しきれず、集団からちぎれてしまう恐怖心があったんだと思う。ちぎれるのが怖い、集団を崩壊させてしまうのが怖い、一人でゴールに向かうことになりたくない、そういった恐怖心がそうさせたんだろう。自分に甘すぎるし、そこを乗り越えていかなきゃ、TTT走ってる意味ないね。金と時間の無駄。

 

6/5  ITT

昨日は、股ずれがひどかったのと、あっていないポジションで連続走行したせいでなんだかんだ太ももに疲労感が残っていた。

序盤は、足の様子を見ながら、とにかく前は見ない。頭を下に向けエアロに全集中した。だが、往路の折り返しの地点ですでに足にだいぶ来ていて、復路は力が全く入らない状態で淡々とこなしただけになってしまった。

私の場合、機材は文句言えるものではないから、問題は体のコンディションとポジション。走り終わった後、いしぴがふと太ももを触ったときに、お前の太もも張りすぎといっていて、またこいつ適当な事ほざいてんなと思って自分でも触ったら本当にカチコチ。
こうなってしまっているのは、日常生活のリズムを作れていない私の能力不足だし、レースの時にそうなってしまっているのなら、選手としての自覚足りないなとあとあと感じた。

 

まとめると、加須はTTの深さを教えてくれたし、準備不足も明らかになった。
DHバーをつけたのが加須の1週間前だし、そこから全然乗れてなかったし、それじゃポジション出るわけない。ただ、一つよかった点はジムに行っていたおかげで以前と比べてTTポジションが少し楽になったことだろう。

 

P.S

あんまりマネとかも読むブログでこんなことは書きたくないけど、自分はここ2~3か月くらい気持ち的に不安定な状態が続いていて、なんで大学きてるんだろう、なんの為にチャリ乗ってるんだろう、なんか人生生きてる意味あんのかなっといった感じでどの物事に対しても、ネガティブでやる気が起きないみたいな状態が続いていた。バイト先を学校の近くに移して、チャリ通勤して無理やりチャリ乗る環境にすれば治るかなと思ったけど、それでモチベが回復することはなかった。チャリが自分をただ苦しめるための道具に変化してしまい、乗ってってもまったく楽しくないし、ほんとただ乗ってるだけになってしまった。
だから、チャリ関係のものを一回すべて手放して本当に一からやり直してみようと思う。

なんで1年、2年のときあんなにチャリに夢中になれたんだろうと考えてみると、その答えは高校時代の自分にあった。高校時代、高校1年生の時に馬術部の練習場所に学校から向かうためにママチャリを買ってもらった。ママチャリですらあんなにすげー!って感動していて、高2でバイトしてクロスバイクを買って最初に乗ったときなんて、楽しすぎてどこまでも走れる気がした。そのとき、自転車競技という存在を知って、クロスバイクより早いロードバイクってどんなんだろうと、授業中も永遠と自転車のこと調べまくって、120万貯めることを目標に2年間放課後と部活後、必死にバイトした。
だからこそ、大学1年でDEROSA PROTOSを買ったときは楽しすぎてあんなに自転車を好きでいられたんだと思う。もう大学3年生で就活も始まるし、手遅れって言われたらそうかもしれないけど、それは自分が決めることだし、そのレベルまで初心にもどってみる。
毎回の試合で初心に戻って1からやり直すとか言ってたけど、全然そうなってないし、本気でやり直すならこうせざるを得ないし、モチベを回復させるために自分が行きついた唯一の方法だった。

チャリが嫌いとか、チャリ部をやめたいとかは思わないし、チャリ屋で働いてることもあって、なんだかんだチャリが好きっていう気持ちは心のどこかにあるんだと思う。
20歳になるとどいつもこいつもこんな感じの悩みにぶち当たってるみたいだし、最近忙しくて精神的に結構来ているが、運がいいことに救いの手を差し伸べてくれる人に出会うことができたし、焦らず今できることをコツコツやっていきたい。まずは生活習慣の見直しから。


また、全額学ロードで立証員をやってみて大会を運営することの大変さだったり、自分の時間をこんなにも割いてサポートしてくれるマネージャーの心の暖かさをとても感じた。自分は、薄々感じていたが人を外見でこういう人だろうって決めつけてしまうようで、実際にその人と接してみたり、その人がやっている仕事をやってみると、その人の内見の素晴らしさや、暖かさといった人間的に尊敬できる部分が見えてきた。僕に今足りないのはそういった部分なのかな。人を外見で判断するのではなく、もっと互いに尊重できるよう自分は成長していきたい。