RCS 明治神宮外苑クリテリウム

このレースは、都内で行われる唯一のレースで1.5*4周の6キロと短時間で行われるレースであったため、体重が軽くインターバルが苦手な自分でもなんとか3位以内には入ろうと思って臨んだ。

川島町クリテでは、やるべきことが次々と訪れ自分のキャパを超過してしまい、練習時間が取れず過去一最悪なレースであった。さすがにあれではまずかったので、インターバルと峠でのレース走を地元のチームの仲間と継続的に行った。川島町クリテリウムから神宮までの2週間は教習所が比較的落ち着きだいぶキャパに余裕が生まれたため、神宮に向けて調子は上げていけたと感じていた。

作戦としては、最初の1周様子をみて2か3周目で逃げれればと思っていた。練習のレース走で複数人の集団の中でコーナーに入ったり、人のペースに合わせて走るのが技術的にも身体的にも得意ではないと感じていたからだ。

レースを振り返ると、1周目はペースがガンガン上がったわけでもなく比較的落ち着いていたが、スイッチが入ったのが270°コーナーで落車があったタイミングだ。自分は前の方にいて巻き込まれなかったため、これは逃したくないチャンスきたわと思ったが、東海のアタックについていけず、結果的にその人を追いかけようとして無駄に足を削ってしまっただけだった。あの時、本当についていけなかったのか、すごい悔やまれる。このタイミングが自分に絶好のチャンスであったにもかかわらず本当に自分はアホだなと感じた。絶対についていかないといけないアタックだったのに。

その後は先頭で動き4周目で心拍がきつくなり集団からちぎれてしまった。

今回のレースでは、短距離のレースで全力を出し切るむずかしさをひしひしと感じた。心臓がもっと耐えきればいい位置でゴールできたはずだし、それを支える気持ちの弱さを感じた。だが、川島町クリテから行ってきた練習の成果も感じることができ、収穫と反省点を多く感じることができ、とてもためになったレースだったことも間違いない。

今回のレースは本当に機材に助けられた。無理を言って短期間で組み上げてくれた友達に本当に感謝したい。やっぱVengeすき。

来期は自分の軸を確実に見つけ出しそこに向けて気持ちを入れ替え全力で取り組む。

きちんと0から考え直します。