6/18 草津ナイトレース

結果 10位

f:id:stpaulsbicycle227:20220620114730j:image

現地についてささっと準備を済ませて試走に向かった。長時間の移動で身体が固まっていたのでしっかり踏んで試走時間の最後まで走った。その後、レース30分前からローラーでアップをして汗を流し、身体を温めてレースに臨んだ。

 

レースの展開としてはそこまで激しくなく、淡々と周回を重ねていった。とにかく前で展開することを心がけて先頭から10人以内の位置取りをキープした。ただ、中盤辺りで少し後方に下がってしまい、位置を安定させることができなかった。残り一周の登りゴールで踏み、先頭に出た。そこから第4コーナーまで横状になった集団の先頭をキープし、最後のスプリントに備えた。しかし、第4コーナー半分辺りのペースアップについていけず、10位でフィニッシュとなった。

最後に遅れてしまったのは、途中で集団後方に下がってしまってから、前に行かなくてはという焦りと、そこで使った脚がきていたのが原因だと思う。加えて、集団の人数が全然削れていないことの焦り、削りたいけどその動きを自ら行うほどの覚悟がないこと、その結果集団スプリントになってしまい怯んでしまったことも原因だ。最後の最後で弱気になってしまった。気持ちで負けてしまった。

いつもそうなのかもしれない。レースの後半で「もう無理だ」と諦めてしまっている自分がいる。

死ぬ気ではもがいている。レース終わった後の肺が悲鳴をあげてる感触、脚の痛さ。身体は追い込めている。ただ、気持ちは追い込めていない。弱気な自分がいる。逃げたい自分がいる。でもそれに勝たないと本当の意味で勝つことはできない。

自分に勝ちたい。自分に勝って、レースに勝って、今支えてくれている皆んな、今まで支えてきてくれた皆んなに少しでも結果で感謝を伝えたい。

残り少ない。諦めそうになる。でも最後まで頑張る。勝ちたい。

 

木曽村で立哨員や大会運営を経験してから、本当の意味でサポートをしてくれる皆んなに「ありがとう」と言えている。言われてる側は分かりにくいとは思うけど、自分の中では今までの感謝とは色が違う。

 

レースが終わった後に、後輩から同期の利光が涙を浮かべながら応援してくれていたというのを聞いた。カモさんにはいつも、自分が昇格か基準を切って、インカレに出場したら激アツと言われる。そういった期待や応援を分かっていたからこそ、とても悔しかった。もう少しだけ応援していてほしいです。もう少しだけ期待していて下さい。

f:id:stpaulsbicycle227:20220620123822j:image

 

一年生は1人も落車することなく、今回のレースを終えた。初心者の矢野と松井が心配だったが大丈夫だった。レースがキツすぎて嫌になるんじゃないかと思っていたが、全然そんなことなかった。むしろ、「楽しかったです!」と言われた。その気持ちを大切にして欲しい。全力でやっていく中で辛いこともあると思うけど、楽しむことが何よりも大切。これから練習を重ねていけば確実に強くなる。全力で楽しんでほしい。

 

最後に、長距離の中一本牽きをしてくれた利光とふーた、サポートと応援をしてくれたかもさん、ゆっきー、ももちゃん二日間ありがとうございました!

 

f:id:stpaulsbicycle227:20220620123857j:image

↑この遠征の個人的ベストショット。金子先輩イズムの後継者矢野。彼は色んな意味で間違いなく伸びる。