2021/07/06 西日本ロードクラシック

2021-07-03
走行距離59.3km Avg 32.0km/h 獲得標高 1074m NP 245w MaxP 882w

 


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西日本ロードクラシック
 目標は集団完走でできれば最後のスプリントに絡みたかった。結果としては下から二番目。完走はぎりぎりできたものの、1位とは14分もタイム差があった。
 

 前日は車で八時間かけて広島に向かった。前日は雨で乗れず、広島についてから約1時間乗った。しっかり休んでいたが、ライドでは足の張りを感じ、うまく回らなかった。心拍もあがりやすく調子が悪かった。
 

 レース当日の朝はしっかり起きることが出来たが、少し疲労感が残っていた。一周約12kmでアップダウンの激しいコースを5周する約60kmのレース。最初は下り基調で、最後は5分パワーが試される長い坂があり、ここを耐えることが出来るかでレースの勝敗が分かれる。雨予報であったが当日の天気は曇りで気温は28℃と、じめじめとした暑い日だった。
   

 いつも通りアップは試走のみで済ませた。アップの時も登りで足が重く感じた。レーススタート前は落ち着いて並び、集団の一番後ろでスタートしたが、ローリングで先頭から二番目まで上がり、スタートでもしっかり先頭のペースアップについていくことが出来た。

 

 一周目から飛ばしすぎではないかと思うほどの速度で先頭が登っていき、どんどん足が削られる。二周目でもペースは落ちることなく、最初のアップダウンは惰性を使いながらこなせたが、三段坂の手前の登りであっけなくちぎれてしまった。そこからはしばらく孤独の旅であったが、後ろから追いついてきた他のちぎれた選手たちと回しながら、完走を目指して走った。最終周は登りで両脚が攣ってしまい、一度自転車から降りてしまった。


f:id:stpaulsbicycle227:20210706182139j:imageちぎれてから協調して完走を目指した

 今回のレースは自分的にはもっと走れると思っていたために悔しい気持ちが大きかった。前回の草津で優勝していただけに完全に天狗になっていたと思う。レース後は悔しさで自転車をやめてしまいたい気持ちでいっぱいだったが、今までのレースと違い、今回多くの格上の選手と走ったことでたくさんの課題を見つけることが出来ていい経験だったと感じる。
 

 まず練習での圧倒的な距離不足を感じた。60kmのレースでしっかり水分補給をしていたのにも関わらず、足を攣ってしまったのは単純に暑さに慣れていなかったことと体力がなかったことだと思う。自分の知り合いのプロ選手は真夏に自分たちと走るとき、自分たちは二本ボトルを飲んでいるのに、一本しか消費しておらず、全然ぴんぴんしている。これは自分たちとその選手とで、練習強度の領域が異なっているからだと思う。自分たちがきついと感じる強度はその選手にとってはリカバリ程度の強度であり、それにより消費する水分量が変わっているのではないかと考える。つまりレースでのペースが自分にとってあまりきつくない領域になれば、体内での水分の消費量が減り、足も攣りにくくなると思う。これを実現するためには、距離を乗り、体力をつけ、ベースの底上げをすることが大事だと感じた。
 

 また5~10分のパワーが足りていないと感じた。最近の練習は、1kmttや学連の短いレース向けの1~5分の練習ばかりやっていたために、今回の広島のようながっつり登るコースでついていくことが出来なかった。もちろんインターバルのトレーニングは必要であるが、それだけをやっていてはすべてのレースで集団についていくことは難しいと感じた。
 

 これからの練習では、中島からのアドバイス通りエンデュランス系の練習を取り入れ、5~10分のパワーの強化をメインに取り組んでいきたい。インカレまであと一か月ほどだがしっかりと対策をし、完走を目指してこれからも練習を頑張っていきたいと思う。