インカレロード2023

期日:2023年9月3日 場所:長野県大町市 美麻周回コース

 


結果13位/151人出走

13.4km×13周=174km

 

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今年は長野県大町市の美麻周回コースでインカレロードが行われた。13.4kmのコースを13周回で行われ174kmとインカレに相応しいサバイバルなレースが予想された。アップダウンも多く、獲得標高も3000mを超える。

 


8月上旬にロード合宿を行い、最終日には試走を含め10周程度した。距離も長く登りも多いこのコースでは、体重を軽くすることがマストになると考え、2ヶ月ほど前から計画的に絞っていった。目標体重は59kgに設定し、レース当日は58.7kgで臨むことができた。ここ5年で1番軽い体重で走ることができた。

だが、1週間前に行ったインカレトラックのオムニアムで落車してしまい、身体へのダメージが大きく残ってしまった。当日までに痛みを消すことはできず、ロキソニンに頼ってレースに出場した。

 

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天候は晴れで、気温も高かったためアップは軽く足を回す程度でスタートラインに並んだ。174kmと長丁場のため前半は抑え目に入ることを決めていた。前半から逃げを試しみる動きが続き、数人が抜け出し、またそこに数人が合流といった形で8人の逃げができた。集団はすぐに止まりタイム差は2分程度をキープして距離を消化していく。中盤をすぎた辺りで4名の追走集団ができ、逃げ集団と合流するもドロップした選手がいた事から人数は変わらず、逃げ8名でレースが進んで行く。

10周を消化してメイン集団の人数もかなり絞られた中、いよいよレース本番といった雰囲気が流れ始める。逃げ集団に乗せなかった大学や単騎の選手などがタイム差を縮めたい動きをするも、逃げ集団とメイン集団の両方に日大3名ずつが乗っているという日大圧倒的有利の状況によって牽制が起きてしまう。

逃げ集団は日大が協調体制を築き、ペースで進んでいく。その反面集団は大牽制を噛ましてタイム差が全く縮まらない展開となってしまった。

残り1周で逃げ集団は日大3名となり、タイム差は約1分半。牽制がなく上手くローテが回ればすぐに追い付くタイムではある。だが、メイン集団では足が残っている選手と無い選手が居るためローテは上手く機能しない。そこで、単騎での逃げを狙うも、日大のチェックが入り集団を引き連れてくる。

180度ターンを超えた後の上りで、明治の林原選手と2人で抜け出しを狙うも、大きな差をつけることもできず最後の下りへと入ってしまった。タイム看板を確認すると先頭はバラけており、3位の選手とのタイム差は30秒と表示されていた。最後の登りに入ったところで3位の選手の姿を捉え、集団は活性化してピット前の登りに入った。ここの区間が勝負所になることは分かっていたが、最終周に抜け出しのチャレンジしたことにより足は残っておらず、集団後方でゴールをした。

 

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全力を出し切ったが自分が目標としていた入賞には届かず、去年と同じ13位でのフィニッシュとなった。だが、内容としては最後までメイン集団で勝負をすることができ、自分を信じてチャレンジすることが出来た。

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たくさんの方々のサポートや応援を頂いたにも関わらず、悔しい結果となった。当日も朝早くから準備をして頂き、今までにない万全な状態でレースに臨むことができた。本当にありがとうございました!

そして4年生お疲れ様でした!!同期の選手が居ない自分にとってはめちゃくちゃ大きな存在で、1番甘えに甘え頼った尊敬する先輩です!

 

そして自分のインカレもあと1回。泣いても笑っても最後。13年という競技人生のラストレースに相応しいものでは無いかと思っている。妥協せず、悔いのない走りを来年は絶対にしたい!