第37回 全日本学生選手権個人ロードレース大会

第37回 全日本学生選手権個人ロードレース大会

 

去年は何らかのレースと被ってしまっていた為、個人ロードに出場するのは初めてだった。

コースは1周9kmを17周とプラスゴール前の1kmの登りを合わせ154kmで行われた。

もちろん目標は勝つことであったが、この週の水曜日あたりに風邪気味になってしまい、喉・鼻・咳の症状を抱え万全とは言い切れる状態ではなかった。熱もなくPCR検査もしたため、何とかなるだろうという考えがそもそも甘かった。

この時点で、今回のレースに負けている。こんな甘い気持ちで臨むレースなんて無い。

 

レースとしては、もちろん前半から集団の前方で展開し、逃げのアタックに反応したりと頭を使ってレースを進めていった。2周目のピットの登りでチームメイトの岩田選手率いる7名の逃げができたがそこにはわざと反応せず、集団待機を選択した。天野選手も乗っていることは確認できていたが、残り130km以上残っていることから確実に捕まると思った。

集団はタイム差を広げ一時には2分以上開く場面もあったが、エースや選手を乗せることができなかったチームが強調し合い1分から2分の間でペースを刻んでいった。

集団は9周あたりからペースアップを図り、1周ごとに30秒近くタイム差を縮めた。自分にとっては息切れもしていないし、大したパワーが出ていたわけでもないのに体が大きく疲労していていて、途中から咳も出始めてしまった。12周目のピットの登りで遅れ、集団復帰することができず、DNFとなってしまった。

久しぶりにめちゃめちゃ悔しいレースになったし、サポート・応援して下さった方々にとても申し訳ない。

今回の遠征で改めて体調管理の重要性を学んだ。

とりあえず早く体調を治し、2週間後の全日本選手権に向けて少しでも良い体調で臨みたい。