7/30.31 ラストレース 白馬クリテリウム

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1日目:DNF

 

行きの車でも若干吐き気があって体調があまり良くなかった。恐らく寝不足が原因。

会場に着いてからも猛烈な蒸し暑さとエアコンの効いた車内のギャップで汗が止まらなかった。長時間の運転で固まった身体をほぐすためと暑さに慣れるために早く準備を済ませ、1時間前から試走と実走で念入りにアップを行った。

スタート前は緊張で若干吐き気はあったが、いざスタートしたら収まった。

ペースはそこまで速くなかったので、このまま逃げられないかなーと思いながら3周目に入るホームストレートでアタックした。後ろから新潟食農の選手が追ってきて、2人で集団から抜け出すことができた。しかし、ポイントは新潟食農のスプリントについて行けず、後ろからブリッジした選手に抜かれ、2ポイントしか取れなかった。

そこから3人が集団から先行する形となったのでそのまま逃げたかったが、猛烈な吐き気に襲われ、完全に脚が止まってしまった。何度も嗚咽を繰り返し、辛過ぎて倒れそうになった。残り4周でDNFとなった。

 

2日目:8位

 

体調を整えるべく、前日は22時前には就寝して睡眠を多く取った。

アップも実走で1時間以上前から念入りに行った。

この日も緊張はしていたが、前日のような吐き気はほとんど無く、レース中も全力を出すことができた。

位置は前、後半の勝負を意識してレースに臨んだ。位置取りは悪くなく、終始集団の前方で展開することはできた。動画を見返したら意外とコーナーを減速せずに先頭で入って後ろを引き伸ばすことができていた。他の人が減速し過ぎな気もする。

レース序盤辺りで2人逃げができた。その時は後半には捕まると判断したが、結果的にそれが勝ち逃げになってしまった。タイム差が30秒近くまで開いた時には遅かった。それを埋める脚も無かった。残り3周前で新潟食農の2人が飛び出し、それに反応して3人で追うが、ペースが上げられず、すぐに集団に吸収された。

最後はズルズルと集団から引き離され8位フィニッシュとなった。

 

 

フィニッシュラインを切った後は、とにかく悔しさが込み上げてきて涙が止まらなかった。勝って笑顔でピットに帰りたかったけどできなかった。最後まで目標を達成することはできなかった。

 

一年生の頃は大学生活に埋もれ、色んなことを言い訳にし、全然練習しなかった。部活を辞めようと思ってた時期もあった。

二年生で気持ちを切り替えて頑張ろうと思ってたが、コロナでほぼ全ての大会が中止になった。その中でモチベを保つことができず、自転車から距離を置いていた。

 

そんな四年間を過ごしてきた身からしたら、最後までb基準獲得、クラス3昇格もできない雑魚選手になったのは当然の結果だろう。

 

でも3年生になってから、特に主将になってからは、自分が一番弱い分、一番頑張ろうという気持ちで自転車に向き合ってきた。阿部や中島と比べたら練習量は全然劣っていたかもしれないけど、それでもその気持ちを絶やすことなく頑張ってきた。また、今年に入って、監督が橘田先輩になってからは今までの競技生活の中で一番考えて、一番真剣に自転車に取り組んできたと胸を張って言える。

 

↓今日TLに回ってきた

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『成功したか、失敗したかに関係なく、挑戦した先にしか見れない景色がある』

渡辺直美さんが言っております。

人生の中で一番自由な大学生活。何をするのも個人の自由。その4年間を自転車に全力で捧げてもいいんじゃないでしょうか。

モチベに波があることは当然だし、この競技は精神的にも肉体的にも辛い部分はあるけど、諦めずに頑張ってほしい。少なくとも自分よりは強くなれるはず。

 

結果を残すことはできなかったけど、最後まで自分を信じて全力で応援してくれた全ての方々に本当に感謝してます。今までありがとうございました。

なんだかんだ自転車続けて良かったです。でもやっぱり悔しいので、どこかでまたレース復帰するかもしれませんし、やっぱりしないかもしれません。

 

p.s.レースは終わりましたが、夏合宿とインカレが終わるまでは現役です。引退した後も部の意識改革は継続するけど、あと少しみんなよろしく!

一年生は特に夏合宿で大きく成長できるように一緒に頑張ってこう💪