2021/05/31 横須賀ロードレース

2021-05-30 

 走行距離40.98km Avg33.9km/h 獲得標高734m NP256w MaxP779w
 最近練習ブログをサボってしまい申し訳ないです。
 今日は横須賀ロードレースに参加してきた。参加したクラスはBクラスでレベル的にはE2,3レベル。自分が今いるクラス3でどの位置にいるのかを確認する意味でこのクラスに参加した。もちろん目標は完全勝利。序盤からでも逃げる勢いで圧倒的な勝利を目指してレースに臨んだ。
 その日は幸運なことに晴れで、しかも暑すぎないというロードレースにはもってこいの天候。距離は40kmだったためボトルは1本で補給もレース直前のゼリーのみ。スタートも11:45と自分の最大限のパフォーマンスを発揮するには最適なレースであった。緩やかな登りと急な下りで構成された1週1.7kmの周回コース。下りは逆バンクで道のつなぎ目に大きなギャップがあるテクニカルなコースレイアウト。アップは試走の時に少し踏んだぐらいでほとんどなしの状態でレースがスタートした。
 試走の段階で下り勝負になると思っていたので、序盤は前目で展開した。ニュートラルで先頭に出て、自分のペースで登っていく。数周して下りに入った時に目の前で落車が発生。危なげなく避けたがその後のカーブで再び落車が発生。落ち着いて安全なルートを通りこれも避けれた。レースにおいて大事なことは常に冷静でいる事。そうすれば落車の予測や回避ができる。最初に予測していた通り、ほとんどの選手が下りでいなくなった。


f:id:stpaulsbicycle227:20210601004110j:imageアクチュアルスタート

 その後ペースが落ち着いたのでウォーミングアップがてらアタックをした。序盤だったのであまり出力を高めずに心拍を上げるイメージで集団からするっと抜け出した。三人ほどの集団ができ、コミュニケーションをとりながら回したが1周程で吸収。その後は集団の真ん中で足を休ませつつ下りで前に出る走り方で周回をこなした。その間にも下りで何回か落車が発生した。
 レース終盤に入ったところで三名の逃げが生まれ、かなりいいペースで逃げていたのでブリッジを試みた。2周ほど使って単独で追走をしたが、逃げ集団を目の前にして足と心拍に限界が来てしまい、無念だがメイン集団に戻った。その逃げの一人がそのまま最後まで逃げ続け、勝ち逃げとなった。戻ってすぐは集団の後方について行くのもきつかったが、気持ちで何とかついて行き、下りで半ば強引に順位を上げ登りで休み、集団内を前後に移動しながら足を休めた。


f:id:stpaulsbicycle227:20210601004231j:image単独追走。集団から10秒、逃げと10秒の場面。


 ラスト2周でボトルがなくなり、軽く脱水気味だったがここまで休んでいた登りで順位を上げ、下りでも順位とポジションを確保した。ラスト1周でつりかけの足で踏ん張りながら、そのまま下りも危なげなく通過。正直下りながら1位になれないことが分かっていたのであきらめかけていたが、せめて最後のスプリントには絡みたいと思い、気持ちを高めた。ラストのコーナーは5,6番手でスプリントをしたが敵わず5位でレースを終えた。


f:id:stpaulsbicycle227:20210601004321j:imageゴール後。酸欠と吐き気が押し寄せた。

 レースが終わって1日が経過し、落車しなかったからよかった、逃げたからよかった、単独で追走できたからよかった、順位が一桁だったからよかったと正当化していそうな自分に嫌気がさした。目標は完全な勝利であってそれが達成できていない時点で少しでも自分の評価を上げようとしても意味がない。何がよかったか振り返ることは大事であるが、それを理由に満足することは振り返りをした意味にはならない。今回の反省点としては、単純に足がなかったということと、逃げが出来たときに単独で追うという選択をしてしまった点だ。逃げ集団が出来た後に集団内で追走を始めた選手がいた。その選手と協力して逃げを追えば必ず吸収することが出来た。また追走をしていた際も、登りで踏んで下りで休みながら追ってしまった。焦らないで一定のペースを刻めれば追いつけたはずだ。とりあえず現状で自分はクラス3のレベルならある程度戦えるということが分かったので次戦の草津ナイトレースまでにさらなるインターバルと独走力をつけ、絶対に昇格をしたい。