【団抜き】
4分41秒546 15位
目標は去年出した立教記録の更新。結果としては30秒台に乗せることすらできず。
検車でポジションの規定に引っかかり、直前でのサドルの位置変更を余儀なくされたことが一番のミス。
直前の合宿等でサドルの位置を微調整した際に、5cmバックの規定には収まるだろう範囲で調整したのですが、プレート1枚分、わずかながらも被ってしまっていた。何故大体ではなく、しっかりと確認しなかったのかと。
規定に収まるように変更して出走したものの、感覚が全く異なり、思い通りの走りが出来ない。最初の1kmは立教記録更新のハイペースを刻むことが出来ていたものの、精神的な焦りも募って脚がいっぱいいっぱいになってしまい、予定よりも早い段階で一周引きから半周引きに…。そして半周引きになったにも関わらず、強風でペースを上げることが出来ず、ただただ耐えるだけの走りに。最後も向かい風で上げきれないまま離脱。牽引することはおろか、足を引っ張っただけになってしまった。
前日の周回練ではDHバーでかけ下したハロンで65km/h以上出たくらい調子が良かったのに、しょうもないミスで全てを台無しにしてしまった。
今年タイムが出なかったのは私のせいです。本当に申し訳ありませんでした。
【スクラッチ】
決勝 12位
調子が悪いとのことで金子に譲った種目だったが、なんとか戻ってきたということで補欠起用で走らせて頂けることに。
団抜きで足を引っ張った後のレースだったのでかなり気分が沈んでいたが、沈むのは全部終わってからにしよう、と決めて気持ちを切り替えて出走。スクラッチの前のポイントでの澤部先輩の走りを見て心に火が付いた。
目標は入賞して大学対抗ポイントを獲得すること。下手に動いて勝てるレースじゃないので、冷静にゴールスプリントを狙いにいった。
人数が多いからか、散発的なアタックが掛かるのみで割と落ち着いた展開。集団のまま終盤戦へ。
残り5周あたりの、逃げていた朝日の選手の追走に入った鹿屋の選手のアタックで、集団が一気に活性化。私の前に入ってきた選手が中切れを起こし、これはやばいぞと追走に入ろうとした矢先に、前方で落車が発生。上手い事避けたものの、失速してしまい集団が完全に分裂。私はそのまま後続集団の頭をとる形でゴール。前方での勝負に絡むことが出来ませんでした。
落車で集団が割れたとはいえ、入賞した選手は全て強豪選手たち。やはり前方で動き続ける力と度胸が圧倒的に不足しているんだということを痛感させられた。中切れやら落車やらを避ける位置取りを出来る自信が無かったってことはまだ何かが足りなかったということ。
【ロード】
4周DNF
正直なところ、どんなに調子が良くても今の自分では完走することは出来ないと思っていた。なので目標としては残れるところまで残って、関谷先輩・澤部先輩・北井に補給ミスやメカトラが発生した時に助けられるように備えること。勝負所で脚を使い切ってアシストすること。
でも実際には何もできないまま千切れてDNF。勝負所はおろか、補給開始以前に集団から千切れてしまった。気持ちも体もトラックに向けて準備していたとはいえ、ここまで走れないとは思っていなかったのでかなりショック。
おろされた後に補給所でレースを見ていたのだが、見れば見るほど他の選手と自分との間の実力差に愕然とするばかりであった。まだ勝負が始まってすらいないのに3周で千切れた自分と、14周回も走ってあんなに展開作って競ってる選手たちってもう大人と赤子みたいな差があるんじゃないかと感じた。
来年はスクラッチとポイントレースが廃止され、オムニアムとマディソンが追加されるという話を聞いたので、いよいよ自分がどのような選手を目指すのかというのを決めないといけない状況になってきた。何もかもで結果を残すというのは、私の実力では到底不可能な目標であるので、どの時期にどの種目で結果を残したいのかを明確にしてから次の1年を過ごしたい。
最後になりますが、大会の運営として尽力を頂いたOBの皆様、今回のインカレに参加するにあたって寄付をしてくださったOBの皆様、供出役員として活躍してくださった皆さん、本当にありがとうございました。