RCS 菜の花ラウンド

飯山クリテリウム

 

DAY1 クラス2B 18位
寝不足でコンディションはいい状態ではなかった。前日の練習で追い込んでいたが疲労感はあまりなく、レース前に中島らと30kmほど走ったが気持ちよく足を回せた。
 レース前に軽く坂をもがき、早めに整列。序盤から出来るだけ前目で走ることを意識しながら走った。中盤に日大と法政の逃げが生まれ、日大が集団を抑えていたため単独でブリッジ。三人で逃げていたが日大がメイン集団に戻ってしまい二人で逃げることを決意。法政がうまくペースを作れていなかったので長めに前を引きながら4秒ほどのタイムギャップで逃げていた。正直集団に戻るほうが賢明に思えたが、そのまま逃げ続けた方が集団も活性化し、自分たちを追うのに足を使ってくれるだろうと思い、そのままの状態でポイント周回を迎えた。最終コーナー手前でメイン集団から数名が飛び出し、追いつかれたが番手に着くことが出来た。しかし足がなくスプリントをする間もなくポイントを取られてしまった。
 日大がいなくなった時点で自分も集団に戻るべきであったと思うが、たとえ戻っていたとしてもそれ以外の場面でもスプリント周回前に逃げを追走したり、先頭を引いたりと、冷静に自分の状況を判断できておらずただただ無駄に目立って無駄に足を使っているだけだった。また自分では自分のキャパを理解していると思ったが、レース終わりにFTPは更新されており、20分と30分のパワーも更新されていた。練習で全力を出し切れたと豪語していたがそれは真っ赤な嘘で、結局は追い込めている風の自分に満足しているだけだった。

 

 

DAY2 クラス2B 17位
 前日は積極的な走りという言い訳を利用して何も考えずに無駄足を使ってしまったので今日は集団内で足を温存しようと考えていた。しかしレースが始まると、マークをしていた明治の選手や朝日の選手が逃げて、ここで追いかければ逃げ切れるのではという浅はかな考えのおかげでまた無駄足を使ってしまった。結果中間スプリントも取れず、ラスト2周で集団後方におり、番手を上げるために最終コーナーで無理なイン抜きをした結果集団最後尾に行ってしまい、最後のスプリントにも絡めず、出し切れなかったなどと醜い言い訳をしてしまった。たとえいい位置にいたとしても明らかに着には絡めていないと今は思う。

 飯山クリテを走って今までいかに自分が自分を過大評価していたかが分かった。運も実力のうちというが、運がいいから実力があるのではない。大した練習もせず、たまたま完走できただけなのに自分の実力だと勘違いして、練習をしないのは自分流のやり方だと都合よく解釈していた結果がこれだと思う。
今回このレースを走り、そして監督と話して、自分が体育会に所属していながら、多くの人からの支援を忘れ、生半可な気持ちで自転車に乗ってしまい、自分のやりたいことだけをやっていたということに気づくことが出来た。自分は決して今回のレースの結果を満足していないし、このままではいけないと思っている。
ここからの数か月意識を変え、初心に帰り自転車に真摯に向き合ってみたいと思う。