2021/8/22 インカレロード

8/22 インカレロード

走行距離 144.45km Avg 37.7km/h 獲得標高 2373m NP 251w MaxP 861w

 


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 自分としては正直なところ格上ばかりの今回のレースを完走できると考えていなかった。そのため足を使ってでも序盤から積極的に前に位置取り、集団に食らいつくことを目標に走った。
  コースは群馬サイクルスポーツセンターで高校生からの馴染みのあるコース。また先日、所属している実業団チーム主催の群サイでの走行会のお陰で、だいぶ走りやすかった。当日の朝の雨と濃霧の影響で距離が短縮され30周回から25周回に変更となった。
 スタートと同時に集団の前方に上がり、先頭から10番手程に位置することが出来ていたものの、スタート直後に発生した落車により再スタートとなった。再びスタートをした時は集団の最前列からスタートでき、位置を維持しながら走ることが出来た。
 序盤から集団は活性化していたものの、下りで追い上げることが出来たため、特にきつい思いをせずに序盤は周回を重ねることが出来た。その後大きな逃げが生まれ、集団が落ち着いたタイミングで即座に補給をとった。
 ボトル1本でスタートしていたため5周終了時には既にボトルが1本も無い状態であった。4周回目から補給ピットでの補給が可能であったものの集団が落ち着かず、なかなか補給を受け取ることが出来なかった。6周目あたりでようやく補給を受け取ることが出来たが伝達ミスによりゼリーを受け取ってしまい、中島からボトルを分けてもらった。
 途中逃げが吸収され、集団のペースアップによりちぎれてしまったが、何とか追いつくことが出来た。その後は集団内を前後に移動しながら足を貯め、できるだけ長く走ることを心がけて走った。100kmを走ったあたりから、完走できるのではないかという思惑が脳裏をよぎった。そんなことを考えていた17周目から徐々にペースが上がり、心臓破りで集団の最後尾まで落ち、その後の下りで追いつくという動きを繰り返していた。


f:id:stpaulsbicycle227:20210827181935j:image心臓破りで必死に集団に食らいついていた

 そしてラスト3周のタイミングで完全にちぎれてしまい必死に集団を追いかけたものの集団とのタイム差が1分以上開いてしまい23周目にコースから降ろされてしまった。
 今回の目標が完走することではなかったが、残り2周でコースを去ることになったのはとても悔しかった。補給や位置取りは悪くはなかったと思うが、日々の詰めの甘さが如実に現れたと感じる。自分で用意した補給を全て宿に忘れたり、自分の現状をしっかり理解していなかったために目標が低かったり様々な面で準備が周到ではなかったと感じた。自分のマネジメントを怠っていなかったら完走できていたかもしれないと考えるととても満足のできる結果であったとは言えない。もっと自分を見つめ直し来年は日常生活から意識して行きたい。そして来年は絶対に完走したい。

 

 コロナの状況下でインカレを開催していただき、そして多くの方々に応援していただき、本当にありがとうございました。これからも多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに日々全力で練習して参ります。ありがとうございました。