東京→名古屋(失敗)


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GP5000を新幹線代で買ったので自走で帰省することに。俗に言う初級キャノンボールって言うやつね。LSDはかねてよりやりたかったことなので一石二鳥でもある。GP5000のインプレも兼ねれば一石三鳥。まさに天才。パンクしにくく転がり抵抗が低いらしいので非常に楽しみ。

まず補給を節約するために行く前にカップ油そばを2つ食べておく。補給も消費予想エネルギー分キッチリ持っていく。

そんなこんなで午前3時スタート。意気揚々とスタートしたものの、その30分後に歩道の縁石に乗り上げてレーゼロが死にかける。手持ちのペンチにウェアを噛ませて、なんとか振れを3mm以内におさめてレーゼロ救命。ここで痛恨の15分ロス。

ロスを挽回すべくワットを上げてくが、胃もたれで吐き気がする。早くも伏線回収してしまった。

今回は箱根の峠は死んでも避けたかったので御殿場コースを選択した。結局登りなんだけど。パワーウェイトレシオがただでさえ赤ちゃんなのに、10kgの荷物を背負って登るのは新種の地獄だった。けど御殿場を越えれば下りと平地が待ってると思い、重いギアを踏んでいく。なんで俺の自転車インナーギアついてないんだろう?

そんなこんなで峠を越え、かつてないくらい下りの喜びを噛み締めていると、後輪からなにやら嫌な感触が。GP5000に早速穴を開けてしまった。フラグ回収。まあデキる男なのでCO2ボンベでサクッとパンク修理をする。ここは15分のロスに抑えた。

ここまでで少し予定に遅れているが、重大なトラブルも無く一号線にたどり着く。ここからはほぼ平地の一本道なので一安心。流石に平地でDNFすることは無いだろう。

そう思っていた時期が僕にもありました。50kmくらい一号線を走ってると、変わらない景色、変わらないトラック、変わらない静岡に精神が追い込まれる。なんでこんなことをしてるのだろうと悩み始めて泣きそうになる。そんな時一筋の光が。駅があった。

気付いた時には自転車は輪行袋に収まっており、私は電車に乗っていた。長い静岡をあっさり抜け浜松へワープ。24時間マラソン方式。文明の利器ってすげえ。

そこからは速かった。浜松からの道は知ってるのであっさり走破。特にトラブルも無かった。

無事に名古屋駅18時着。

 

最後に言いたいのはフロントシングルもレーゼロもショートサドルも幅狭ハンドルも水平ステムも何一つロングライドに適していない。あと電車は神。

290km+80km(電車)

平均P213w NP198w Ave26km/h