6/10 全日本学生選手権ロード

全日本学生@修善寺csc

結果:15周DNF

六月3連戦ラストレース。去年の全日本学生が散々だったのであまりいいイメージは持ってなかった。

 

〜レース前〜

TT前後から正直かなり調子が悪かった。しかし、前のブログに書いた通り直前でとりあえず復調。あまり良い状態ではなかったが、悪くもないので一安心。だが、正直結果を高望み出来るような状態ではなかった。

金曜夜はゆっくり寝て、土曜夕方出発。宿でダラダラしたかったが、着いたら9時過ぎだった。もう少し早く出発すべきだったかな。夜ご飯はガストでいつも通りのパスタ+リゾット。スーパーではいつも通り朝ごはんのパンとおにぎりを購入。ここまではいつも通り。

今回の問題点の一つは恐らくマッサージオイルを変えたこと。田部に借りたディープブルーを大事なレース前に「初めて」使うのは恐らくあんまり良くなかった。田部が言っていた通り、あのオイルは恐らくレース前には適していない。

問題点二つ目が、夜全く寝られなかったこと。原因はわからないが、11時に消灯して完全に寝付けたのは恐らく1時くらい。枕が合わなかったのかなあ。。

そして3点目が朝ごはんを食べるタイミングのミス。起床後、とてもお腹が空いていたのになぜか食べなかった。そのあと、車を運転する直前にレーズンパンを食べたら、運転中に何故か酔ってしまった。そのせいで、レース前にほとんど朝食が喉を通らず、しかも常に気持ち悪かった。これまで、朝ごはんを食べるタイミングでミスはあまりなかったぶん、今回のはさすがにケアレスミスすぎた。

 

〜レース直前〜

レース前はローラーで軽く足をほぐしてスタートラインへ。この時点で修善寺オープンの時の田部のような、直前に感じるようなネガティヴなイメージは湧かなかった。ここでは特にミスはなかった。

 

〜レース〜

真ん中くらいのポジションでスタート。脇からスルスルっと抜けていき、アクチュアルスタート前には一番前へ。ホームストレート直後までは一番前でこなすも、その後の上りから少しポジションを下げてしまう。この時点で、あれ?修善寺opのときより調子悪いかな?という感じ。ただ、下がり過ぎというわけでもなく、真ん中ちょい前らへんで最初はこなしていく。2周目中盤で逃げが決まり一瞬ペースが落ちるも、3周目あたりから5.6周目あたりまでまたペースが上がる。だいたいnpは270前後と修善寺opと変わらないのに対し、体感的にはめちゃくちゃキツイ。修善寺opのときはこの強度でも前で無駄足使う余裕があるくらいにはこなせていたので、今日の調子の悪さを実感してしまった。この時点で完走は少し諦めてしまっていて、粘れるところまで行こうという気持ちになってしまった。

とりあえず最初のペースアップを耐えきることはできた。その後は正直ゆるぽたレベルまでペースが下がった。これが4時間ちょい走るレースのペースダウンか、といった感じ。これは初めて味わった。修善寺opでは常に前にいたため、かなり無駄足を使ってしまった。その反省を生かして、今回は常に一番後ろにいた。一番後ろで走っていて気付いたことは、めちゃくちゃ楽だということ。古川さん、小林くんあたりの脚がある人の後ろにいると、下りで少し離れてもガッチリ後ろについたら無駄足をほとんど使わず集団に戻れた。また、集団前にいる時と違ってポジションのキープに神経質にならなくて済むため、精神的にもめちゃくちゃ楽。ただ、今回は後ろにいたのが原因で集団から遅れてしまった。下りの後に集団に戻ろうとしたら、集団のペースが登りで上がっていて、着き切ることが出来なかったのだ。その時点でペースの上がった集団に戻る脚は残ってなく、不完全燃焼を感じながら一瞬で自分のレースが終わってしまった。ただ、レース後に聞いてみたら、そのアタックで集団の半分くらいがドロップアウトしたらしく、正直あのときの自分なら集団のどこにいても千切れていたと思う。

千切れた後はマイペースに走ってそのまま15周で足切り。途中、チェーンが切れて集団復帰しようとしていた日大依田くんと合流して、一緒に集団に着こうとしたが速すぎて一瞬で切られた。あのペースは恐らくシッティング8倍近く出さなきゃ着くことはできなかった。ロード表彰レベルだとあそこまでパワーが出ないといけないのか、と思うとなんだか悲しい。

 

〜まとめ〜

良かったこと

・無駄足を使わずにレースを進めることができた

 

改善点

・レース前はオイルを変えない。使うならアロマ系の血流を良くするタイプのオイル

・睡眠の質

・朝ごはんを食べるタイミングをもう少し早くする

・集団後ろは楽だけどそのポジションに甘えないようにする。

後ろは楽だが、脚に余裕があるのならやはり集団前にいるべきだという結論に至った。集団前にいながら、無駄足は使っていない、そんなスキルが求められている気がする。

 

この3連戦を終えて、まず自分には連戦を乗り越えるキャパ(身体能力?)がないことを再確認した。去年よりかはましだが、根本的には変わっていない。このような身体的キャパが乏しい自分だからこそ、やはり目指すものは一つに絞らなくてはいけないはず。

インカレまではあと二ヶ月ちょい。まずは国体予選でいつもと違う筋肉に刺激を入れて、そのあとは一週間ほど完全オフ。その後、また200%のスイッチを入れて練習して行こうと思う。

今回のレースを終えて自分の実力の天井が見えてしまった気がしたが、1日経ってやはり負けるわけには行かないと感じている。インカレまではまだまだ時間があるから結果なんて分からないし、今度は1つに絞れて更に念入りに準備できる時間もあるので、自分が「結果を残せる選手」に成長出来る余地はまだまだある。あと二ヶ月、死ぬ気で頑張って絶対に結果を残す。

 

最後に、サポートしてくださった監督、澤部先輩、はとさん、西山、みくちゃん、そしていつも支えていただいているOBの皆様、本当にありがとうございました。