何の意味もない軽い言い訳しておくと、調子が悪かった。前日の疲れがあった。秀峰亭まで行くときにオルトレがねっとりしたふみ心地だったので、調子の悪さを実感した。
スタートは後方スタートだったが、前回同様、何の問題もなく前に出れたのでよかった。
恐らく1週か2週くらいは前で何の不自由なく走ってたはず。しかし、落車を避けたために集団最後方まで戻ってしまったあたりから、地獄が始まってしまった。(オルトレが傷つかなくて良かった…)序盤だったので、位置をあげるくらいの足はあったはずだった。
なので、いつも通り前方に戻ろうと思っていた。しかし無理だった。北井がいつぞや言っていた、何故か前に上がれない現象を初体験してしまった。たしかに、何故か前に上がれない。
おかしいおかしいと焦ってるうちに、どんどん心拍は上がっていき、徐々に集団から離されてしまった。
もうそれからは、同じく集団から遅れてしまった選手達とひたすら走り、DNFになるのを待つだけ。そして、約50km走って死亡。
時々、集団前方か集団後方どっちが楽かなんて考える事あるが、今回の件で、個人的には集団前方というか、集団中間から前方という意見をもつことにした。というか、集団後方に恐怖感を植えつけられるかのようなレースだった。
北井のブログを読む限り、半周まではそんな大きくペースアップした感じじゃなかったので、前方に居続けていたら、少なくとも半周以上は余裕で走れそうなのに。
やっぱり、後ろに下がったら死ぬ気で上がった方がいいのだろうか。
今回のDNFは本当にキツかった。身体的というよりも精神的な面でだ。今まででDNFした事は六大の時とチャレンジロードの時だけのはずだが、六大の時は、まだ、今ほど自身があるわけではなく、DNF前提で走ったみたいな部分もあったり、チャレンジロードの時は、わけわからんDNFしながらも、北井やおがじゅんよりも長く走れていたりと、ショックを受けるようなDNFをした事がなかった。
今回のDNFは、満身創痍+不完全燃焼DNFという、今まで経験したことも無いような、わけわからん悔しさを感じさせてきた。また、北井が18周も走れている事も追い打ちをかけてきている。
あまりにもショックすぎて、人生初めてやけ酒をしてしまった…
それのおかげなのか知らないが、切り替えは出来た。
幸いにも6/10にリベンジマッチが出来そうなので、順位をぶち上げるしかない。
練習するしかない。
最後にサポートに来て頂いた先輩方、マネージャーさん、いい感じに一緒に走ってくれた寺尾さん、ありがとうございました。