東日本トラック

クラッチ

正直決勝に上がれるレベルの予選だった。最終週の位置取りは申し分なかった。ダメだったのはギア比だった。重すぎて位置どりからのスプリントに対応できなかった。

今回感じたのは、思い切りがないなということだ。ラスト3周くらいに軽い逃げ集団のようなものの中にいた。足に余裕があったので、メイン集団に捕まりそうなタイミングで、“軽めに”アタックを打った。結果はちょっと逃げた時間が伸びただけだった。しかし、今考えてみると、この状況ならしっかりアタックしても良かったのではないかと思ってしまう。結果が良くなかったために、たらればの内容を良い方向ばかりに考えてしまうが、今回の一番の反省はその一点である。思えば、今までレースでするアタックはほとんど“軽め”にしかしていない様な気がする。一度DNFを恐れず思い切りの良いアタックをしてみるべきだなと思ったレースだった。

 

団抜き

今回思ったのは、明らかに団抜きに対してのモチベーションが無い。おがじゅんの事もさる事ながら、自分も東日本トラックで団抜きを走る事を把握していないという具合にだ。理由としては、団抜きに緊張感がないからだ。走る前からわかっている事だが、明らかに足が揃っていない。走っても去年ほどキツイ展開にはならないし、千切れる様な展開にも絶対ならないので、緊張感が全くない。今やっているのは団抜きではなく、千切れるとわかりきっている袴田にアドバイスをする4km走行会と言っても過言ではない。この様な緊張感の無い状況から、俺やおがじゅんの意識の低さが生まれてしまうのではないかと思っている。結果が出ないとわかっている競技に対して強いモチベーションを維持できるほど素晴らしい人間ではないんだなと実感してしまった。しかし、団抜きはチーム競技なので、この様な状況でもモチベーションを維持しなければ結果に結びつかないと思うので、しっかりモチベを保つ努力をしようと思う。